・また、しばらく辛抱してください。
あと三つ伊坂作品を紹介したいと思います。しかも一冊ずつ。
まとめてやれって?
無理!
コメントの方でゆる〜い日記も載せるので勘弁してください。
「アヒルと鴨のコインロッカー」
大学に通うために越してきたアパートで、書店を襲おうと出会ったばかりの隣人から誘われる現在、ペット殺しの犯人に遭遇してしまう二年前。
現在は大学生の椎名の視点。
二年前はペットショップ店員の琴美の視点。
物語は現在と二年前が交互に進んでいく。
共通して登場する、現在では椎名の隣人で、二年前では琴美の元彼である河崎。
現在は椎名の部屋の隣の隣に住んでいて、二年前では琴美と同棲している日本人にそっくりなブータン人ドルジ。
現在では椎名が目撃した痴漢されてる女性を助け、二年前(現在も)は琴美の働くペットショップの店長で無表情で他人に興味が無い麗子。
他にもいますが、省略。
割と早い段階で現在と二年前が何となく繋がっているのが解るけど、どう繋るのかが解らず先が気になり夢中になる。
現在と二年前で別人みたいになってるのは何故?二年間で一体何があったの?と二年前ばかりが気になるかと思えば、現在も謎や事件で盛り上げてくれる。
他の作品で登場した人が出てくるだけでテンション上がるのもどうかと思うが、「陽気なギャングが地球を回す」の、あの人が出てきたときは、意味もなく叫びました。馬鹿です。
ネタバレするかもだけど、二年前の河崎がお気に入りです。
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