何となく、ホント何となくだけど、わかる。
瀬尾まいこ
「温室デイズ」
前に幸福の食卓で帯に宮部みゆきの名前を見て衝動買いするのをなんとかやめた。けど買ってしまえば良かったのかもしれない。もしかしたらフェアするかも。
みちるは、残り少ない中学生活で、学級崩壊しそうなクラスをなんとかならないかと思っていた。
優子は、そんなみちるの正義感を心配していた。
学校一の不良、伊佐は毎日が不満だった。
優子が伊佐の告白を断ったため、女子から嫌がらせを受ける。そして、ついにみちるが動きだす。
なんだか僕が説明すると違う作品に思えてくるな。
案の定、みんなの標的になるみちる。それでも逃げないみちるを見ていられなくて、優子は学校に行かなくなる。
読んでて暗い気分にはならなかったよ。結局学校が良くなることはないんだけど、最後はちょっと心温まるような気になった。こういう終わり方好きなんだよなぁ。
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