いつの作品だよ
東野圭吾
「鳥人計画」
ミステリを読むときは最初から気を引き締めないと。
最近はかま夜とかひぐらしのお陰で自分の中でプチ謎解きブームがやってきてます。作品とのガチンコ。勝利条件としてはWho?(誰が)How?(どうやって)Why?(なぜ)を解ければかな。要は犯人とトリックと動機ですよ。
今回は完敗でした。この人って言ったら大変失礼ですがこの人すごいよ。容疑者χの献身でも感じたけど、無駄がないっていうか構成がうまか。伏線さりげなか。他の作品もぜひ読んでみたいと思った。
天才スキージャンパーの楡井が毒殺される。捜査はお世辞にも順調とは言えなかったが一通の手紙で事件は進展する。その手紙とは犯人が楡井のコーチの峰岸だということを示す密告状だった。そこから捜査は進み逮捕される峰岸。
あれ?事件解決してるじゃんとは言わないで、この作品は誰が密告者でどうして峰岸が犯人とわかったかを推理する作品。
今更ネタバレもないと思うけど僕的には夕子が密告者だと思った。何か握ってるなとは読んでて思ったけどそこまでは“読め”なかったです。
改めて見ると102~103ページに悶絶!
良作。
[0回]
PR