久しぶりだな〜。
駄文と戯言に勤しんでいたので他の本を読む暇がなかとね。
やっと戯言シリーズ読みおわりました。
よくハッピーエンドに持っていったと素直に関心。まぁ、ハッピーエンドじゃなければ僕も哀川潤と一緒で認めねぇよ。
さておき、
さておいちゃった。
だって今日紹介するの戯言シリーズじゃないもん。そのうち、ね?
鳥飼否宇
「激走福岡国際マラソン42.195キロの謎」
一気読み。そして驚く。
マラソンのタイムぐらいで読みおわった。偶然?セイ、必然でしょう。
一緒にフルマラソンを走る感覚に捕われながらスピード感溢れる展開に、無意味に、「そういやフルネルソン(プロレス技)ってフルマラソンと似てるな」と思った。
戯言だけどね。
舞台はタイトル通り福岡国際マラソン。設定は2007年。つまり翌年に控えた北京五輪の代表争いで熱い勝負が!
って、それじゃスポ魂小説になってしまいますね。
ちゃんとミステリーです。
おっきい謎は三つかな?
ペースメーカー市川の企み。
レース途中、二階堂の謎の死。
マラソンと同時に視覚障害者のパラリンピックの予選が行なわれて、その内一人の視点で話が進む場面が何回かあるのですが、これが一体誰で話とどう関係するのか?
読みおわり、伏線の意味に気付き、すげぇと思った。この瞬間の快感がたまらん。ミステリー最高!
ランナーズハイならぬ、リーディングハイです。
終わり方には好き嫌いが別れそうですが。
あくまで個人的な感想と紹介ですが、興味を持ってくれれば嬉しいですよ。
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