・愛情は時として苦しくもあり…いや、正直苦しい…
職場にて。
賄いの話。
やたら食べる人間だと思われているらしく、ごはんが放っておくと山盛りにされる。
だから、いつもは自分でやります。
しかし、今日は厨房に高気圧ガールがいた。
厨房の人じゃないんだけどな。
同学年で家が近いということで割と仲良く、ふざけて(あくまでふざけて)愛してるなんて言ってくれるテンションの高い娘です。
その彼女が、ご飯をよそってくれるらしく、どの器がいいかを聞いてきた。
普通にいつも使ってる丼物用の器をちょいす。これの半分位がいつもの量だから、やっぱり結構食べてるな自分。
すると彼女はしゃもじで今まで見たこと無いような(僕は生まれてから初めてだな)、あっ、しゃもじってこんなにご飯すくえるんだ〜。って量のご飯をすくって器に移す。しかも二回。
そんなにいらないと言う僕の意見は予想どおり聞き流され、愛情愛情言いながらぱんぱんご飯を固めてる。
出来上がりを渡されると、彼女は満足気におっぱいみたいだなんて笑ってる。
しかも、ご丁寧に中央がちょびっと出っ張ってる。
何だ?このよくわからない逆セクハラは?
全部食べはしましたが、おかずが何だったか思い出せません。ひたすらご飯食べてました。俺はドカベンかっての。
あ〜、面と向かって言ってやりたかったな〜。
「君の愛は重い」と
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