本の紹介ばかりなので新設。
これから本紹介と「だだだ」を分けてやって行きたいと思います。
通し番号がごっちゃにならないよう気を付けます。
前置きはさておき。
歌野晶午
「女王様と私」
出会いは新聞の広告。
新境地開拓しようとした時、本当はこの本を買おうと思って本屋に行くと売ってない。おかげで、伊坂幸太郎に出会えたので結果オーライだけど。
その後、あちこちの店で伊坂本を買うついでに探したが一向に見つからない。本当に売ってるか疑問に思ったけど、色んな雑誌で紹介されてる。
ここで重大な事に気付く。僕の住んでる市には売ってないんじゃないか?と。もっとでかい書店に行かなきゃ無いんじゃないかと。
そこで新都心の「紀伊國屋書店」
見事期待に答えてくれました。しかも、宮部本で探していた作品もあったので大満足。
前置き長すぎ。
主人公の真藤数馬は、44歳のオタクでロリコン。人形を妹に見立て(名前は絵夢ちゃん)、一人二役で会話するような人です。
引きこもりでは無いので、たまに妹(人形)と一緒に出掛けます。
そしてある日、妹と一緒にいる時に、女王様と遭遇します。
なんのこっちゃ?と思うかもしれませんが、ミステリーで間違いないと思います。でも、途中まではオタクと女王様で楽しんでもらえればいいかと。
ネタバレすると魅力が激減すると思うので、ここまでにしておきます。
主人公が気に入るかどうかの問題がありますが、ミステリーとしては最高に面白いかも。とりあえず何回かは必ずあっと驚くと思います。それこそがミステリーの醍醐味ではないかと。
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